紋章のような

My name is Samataka. I made coats of arms in my own way. Please accept my apologies. I didn't understand heraldry. I made coats of arms in escutcheons.

鹿の紋章を、中国の故事から作ってみた

漢字の話に続いて、
中国の故事からも紋章を作ってみました。

deer & a horse head

鹿の故事


手元の漢和辞典に載っていると思ったら、なかった。
やっぱり古いのかも。
結局、検索。
犯人は、秦の皇帝が2代目の時、宦官として権力をふるった趙高でした。
「指鹿為馬」
と言うそうです。
わざと鹿を皇帝に献上して、居合わせた宮中の廷臣たちに
「これは馬だよな!?珍しい馬だよな!?」
とゴリ押し。
誰がYes manか、ふるいにかけたわけです。
ここでNoと言い切って、散っていった反骨の方々には頭が下がる。
ああ、いつの世も。

と言うわけで、
この紋章は、似たような悪臣を表すものにしよう。
いわゆる罰紋である。