紋章のような

My name is Samataka. I made coats of arms in my own way. Please accept my apologies. I didn't understand heraldry. I made coats of arms in escutcheons.

鳥の紋章。かなりのデフォルメですばい。

お正月休み。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

お仕事などの用事がある方も、早くゆっくり休めますように。

 

 

 

 

 

西洋かぶれの私ですが、お正月くらいはなるべく和風を取り入れたところです。

 

ちなみに、私の実家は福岡県の太宰府市であります。個人情報を少々開示しますが、そうまでして何の話がしたいかと言うと、例の年号の由来の件などではありません。

鷽という鳥について。この字、私も読めません。パソコンで「うそかえ」と打ったら、やっと変換して出してもらえる字です。そう、鷽替えの神事に使われる木彫りの鳥であります。

 

年末に、この木彫りの鳥のことをふと思い出しました。そして、また安易な発想が生まれたわけです。

紋章にできるんじゃね?

一度思いつくと、もうやめられません。やってみました。

 

 

 

 

 

f:id:coatsofarms:20191231063729j:plain

鷽 1号。

 

いかがでしょう。

あっさり収まりました。もう予想通りです。

木彫りの状態と、西洋紋章の盾型があまりにも似ていたのです。

 

こうなると、両側のカールを付けたヴァージョンもほしいところ。

 

f:id:coatsofarms:20191231064138j:plain

テイクオフ!

 

このカールには、けっこう苦労させられました。自分で予想していたよりも大きく描かないと収まりが悪いというか、貫禄が出ないのです。何回もやり直したんですよ。

 

 

 

 

 

今回、鷽替えをテーマにするにあたって、私も念のため検索してみました。そしたら、これがなかなかの発見で。

観光地である太宰府に住んでいた時は、この鷽替えの神事を太宰府だけだろう、と私は思い込んでいたのです。ところが実際は日本各地で行われており、私は今回の検索で初めてその事実に気づきました。

 

日本各地で鷽替えが行われている。ということは、日本各地で木彫りの鷽が製作されているわけで。地域によって、いろんな木彫りの鷽がいるんですね。

なかには、それをコレクションというか、まとめたサイトもありました。

 

satoaruki.web.fc2.com

 

こちらが秀逸で、非常に分かりやすかったです。大いに参考にさせていただきました。

 

その成果をご覧いただきたい。どうぞ!

 

f:id:coatsofarms:20191231070248j:plain

鷽 2号。

 

f:id:coatsofarms:20191231070501j:plain

鷽 3号。

 

f:id:coatsofarms:20191231070532j:plain

鷽 4号。

 

f:id:coatsofarms:20191231070601j:plain

鷽 5号。

 

f:id:coatsofarms:20191231070646j:plain

鷽 6号。

 

f:id:coatsofarms:20191231070725j:plain

鷽 7号。

 

目の形や大きさ、体のカラーリングなど、実にさまざまなヴァージョンがありました。

コレクションにもなるわけです。

皆さんの地域の鷽もありましたでしょうか。

 

神事そのものはちょっと先ですが、ついつい載せてしまいました。

鳥だけに、フライング気味の記事です、はい。

 

 

 

 

 

最後に、庭で撮れた写真を一枚。

f:id:coatsofarms:20191231153246j:plain

まさしく、和の鳥。

 

粗い画像ですが、どうか、ご覧ください。

目の周りの白がはっきり確認できるでしょう。そう、メジロです。

お義母さんが枝にみかんを刺していたのですが、その甲斐あって、食べに来てくれました。

やっぱり嬉しいなあ。

 

皆さんも神社などにお参りに行ったら、珍しい鳥に出会えるかも。

よかったら探してみてください。おすすめです。