紋章のような

My name is Samataka. I made coats of arms in my own way. Please accept my apologies. I didn't understand heraldry. I made coats of arms in escutcheons.

悔い改めないと、ガーター騎士団に怒られるかも!という話。

同志よ。

少なくとも今回までは、こう呼ばせていただきますぞ、同志よ。

と言うのも、ぜひとも言っておかなければならないこと、

伝えておくべき注意事項があるから。

私はそれに気づいたのです、同志よ。

 

 

 

注意事項だから、これまでのようにもったいつけずに、いきなり本題に入りますぞ。

 

同志よ。

あなたは、この名前を見聞きしたことがありませんかな?

ガーター騎士団

あの誉れも高きガーター騎士団の名を本やテレビなどで見かけたことは、一度や二度ではないでしょう。

歴史の逸話やフィクションではなく、現代に脈々と続く、実在の騎士団ですからな。

念のために、Wikipediaの記事を貼らせていただこう。

改めて、ここで再確認していただきたい。

ja.wikipedia.org

 

 

 

さて私は前回、乳房の紋章について記事を書いたのはご存知ですな

(読んでくださったから、あなたは我が同士となったのですものね)。

 

実は、記事を書き終えた後で、何かこう、引っかかるものがあったのです。

あれっ、何か忘れているような。

何か、とても大事なことを。

 

こういう時は元ネタ、参考資料を確認するのが手っ取り早いですな。

これに限る。

埋もれかかった記憶を掘り起こせます。

まずは出典元の、ミシェル・パストロー著「紋章の歴史」をめくってみました。

ほかの本もめくってみました。

本に折り目をつけ、線を引く私です。

この行為が読書家の間で意見が分かれるのは百も承知ですが、

こと今回は助かりました。

やみくもにページを漁るのではなく、折り目や線をたどれば良いのですからね。

そのための折り目であり、線であります。

折り目や線のおかげで、すでに選抜済みであるわけです

(折り目や線で選抜。あれっ、ダジャレっぽい?)。

 

 

 

そして私は再会したわけです、かのガーター騎士団と。

 

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秦野啓 著「図解 紋章」新紀元社 P132

 

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秦野啓 著「図解 紋章」新紀元社 P133

 

そして線を引いた時の気持ちがよみがえってきました。

 うぷぷ。(思い邪なる者)って上手い表現だな。面白い。

 ファンタジーものの漫画やアニメで使われたりして。

なぁんて軽い気持ちだったことも思い出しました。

軽い気持ち。

そう、他人事だったわけです。

 

しかし、同志よ。

もうお気づきですな。

もはや他人事ではなくなったのであります。

 思い邪なる者

 思い邪なる者

 思い邪なる者・・・

 

まだ他人事だと言い張りますかな、同志よ。

私は無駄な抵抗だと思いますぞ。

前回の記事を書いてしまった私と、その記事をたどったあなた。

ええい、もっと正直に言いましょう。

乳房の紋章について書き散らした私と、その文章と画像を丹念に確認したあなた。

邪なる思いが一片もなかったと断言できましょうか?!

1ミリもなかったと言い切れますでしょうか?!

 

そりゃあ、あなたが女性だったら、私も何も言いませんよ。

しかし男だったら。

同じ男だから分かります。言わせていただきます。

否定できませんよね。

断言できるわけがない。

 

あくまでもシラを切るなら、ここで余談を一つ、かましますぞ。

かのアルフィーの高見沢さんが明石家さんまさんに書いた曲に、こんなフレーズがありました。

「女の乳房にゃ敵わない」

 

ほ〜ら、やっぱり断言できませんね。

なんてったって、高見沢さんも、さんまさんもおっしゃってるんだから。

 

というわけで、あなたも私も、思い邪なる者であることが判明しました。

確定したのであります。

 

 

 

ここまで読んでくださった、あなた。同志よ。

「だから何だって言うのか?!」

「どうしろって言うんだよ?!」

とか、お怒りでしょうか?

怒っている場合ではないですぞ、同志よ。

私に怒っても仕方がない。

むしろ、あなたが怒られるかもしれないのです。

誰に?

そう、ガーター騎士団に。

思い邪なる者として。

思い邪なる者ゆえに。

 

ど、ど、どうしたらいいんだよぉ?!

とか、おっしゃいますかな。

うろたえるな、同志よ!

どうか、うろたえてくれるな。

私だって分からないんだから。

同志よ、どうしよう?

 

 

 

 

 

・・・ダジャレ言っても、対策は、名案は浮かびませんでした。

仕方がないので、そろそろ今回の紋章を紹介しましょう。

って、うすうす予想がついてますかな。

此奴であります。

 

a white tiger & a cross in fire

ヨコシマな獣。

 

どうか、この紋章に免じて許してくだせえ。

ガーター騎士の皆さんには、そう言ってご容赦願おうかなぁ。

効くかどうかは、分かりませんが。

 

 

 

 

 

最後に、同志よ。

くれぐれも、お気をつけなされ。

怒られないように。

 

そしてまた、いつの日か再会した時は、やはり同志と呼ばせてくれたまえ。

さらば同志!!

 

って、さすがにしつこかったか。