紋章のような

My name is Samataka. I made coats of arms in my own way. Please accept my apologies. I didn't understand heraldry. I made coats of arms in escutcheons.

あなたは信じますか?本場ヨーロッパに、乳房の紋章が実在することを!

 突然、何言い出すんだ、こいつは?

というような呆れ気味の質問は、この際スルーさせていただきます。

無視します。

 

それよりも何よりも言っておきたいのは、

今回のタイトルにつられて当ブログを訪れてくださった読者の方に対して。

そう、あなたです。

あなたには、まずはお近づきの挨拶を贈りましょう。

同志よ。

いやいや、遠慮なんて要りませんて。

あなたは今回来てくださっただけで、もう立派な、我が同志であります。

えっ、一緒にするなって?

やだなあ、そんなにツンケンしないで、仲良くしましょうや。

 

とは言え、ツンケンしたくなる事情も分からなくはないですぞ。

多少の自覚はあります。

特に今回こうして細かく挨拶をお贈りしたのは、

続けて断りと言うか、詫びを入れねばならないからです。

詫び。

ええ、ええ、私はあなたに詫びます。

今こそ詫びます。

今から詫びておきます。

正直に詫びましょうぞ!

あなたが今回の記事に何を期待なさったかは、私は存じ上げませんが

(いやホント想像もつかないなあ)。

しかし、これだけは確実に想像できます、推測できます。

それはもう、目に浮かぶよう。

あなたは、この後、失望する。

確実に失望する。

いや落胆と言うべきか。

この先、この記事を辛抱強く追いかけ、確かめても、

あなたは期待したものを得られないでしょう(それが何かは知りませんが)。

 

このままだと、あなたは私を恨むに違いない。

時間を返せ、とかクレームを入れてくるに違いない。

それは辛いので、どうかご勘弁願いたいのです。

言いましたからね。

事前に言いましたからね。

ここからは自己責任でお付き合いください。

私があなたの時間を奪ったわけではないですからね。

あなたがご自分の意志で、あなたの時間を消費した。

事実は、ただそれだけなのです。

 

 

 

 

 

ふう、前置きがすっかり長くなってしまいました。

もったいつけるのが好きなもんで、つい。

 

で、話に入りますが、

結論から申しまして、実在します。

西洋紋章の本場はもちろんヨーロッパですが、

そのヨーロッパには乳房の紋章があるのです。

この後、ちゃああんと証拠写真を掲載しますからね。

乳房の紋章の写真です。

乳房そのものの写真じゃないですよ。

あくまで紋章の画像です。

お間違えのないよう

(ああ、ここであなたは引き返して行くのですね。

いいでしょう。

別に責めたりはしませんよ

それでも、あなたが我が同志であることに変わりは無いのですから)。

 

 

 

と、ここですぐに写真をお見せする前に、

今回の記事を書くきっかけについてお話しましょう。

きっかけをくださった方がおられます。

先日、当ブログの記事で取り上げさせていただくことを軽くお伝えしましたが。

どういう内容かは、まだ伏せておりました。

どういう内容かと言えば、こういう内容だったわけです。

ご紹介しましょう。

私に今回の記事を書くきっかけをくださったのは、この方です。

皆さんもご存知、アメリッシュさん!

funyada.hatenablog.com

もちろんアメリッシュさんは直接、私に言ったわけではありませんよ。

乳房の紋章について記事を書け!だなんて。

そこは断言しましょう、アメリッシュさんの名誉のために。

 

まずアメリッシュさんは、正確にはきっかけと言うより、出会いをくださったんですね。

私に。こちらで。

kakuyomu.jp

皆さんも読んでますよね。

kakuyomu.jp

 

で、ですね。

せっかくカクヨムを教わったのですから、さらに活用しようと思ったわけですよ、私も。

カクヨムを活用する。

そう。「明智光秀によろしく」を読んだ後で、カクヨムのトップページに戻り、試してみたのです。

西洋紋章をテーマにした小説があるか、どうか。

検索するための入力フォームがありますからね。

 

 

 

そしたら、ありました。

見事に期待に応えてくれました。

kakuyomu.jp

連載が中断しているらしいのが玉に瑕ですが、これは私にとって、かなりの収穫でした。

ははあ〜ん、ここはあの本を参考にしたんだな、などと気づくこと、しきり。

物語としてしっかり成立させるなんて、すげえなあ、と感心させられました。

アメリッシュさんのおかげで、こんな出会いが得られたんですねえ。

感謝しておりますぞ、アメリッシュさん。

 

んでもって、ここからがようやく本題。

この賽骰だいすさんの作品に、登場したのです、乳房の紋章が。

kakuyomu.jp

実はですね、この紋章の存在は、私もけっこう前から知ってました。

だって手元にある資料に、ちょうど載っていたんだもの。

しかも、これだけ異色だったら、異色すぎて忘れませんわな。

 

とは言え、すぐにブログの記事にするかとなると、

そこはさすがに躊躇はしますよ。

デリケートな問題ですからねえ。

実に、実にデリケートな問題であります。

 

 

 

しかしなあ。

記事にしたいなあ。

お見せしたいなあ。

この極端さ、使わない手はない。

そう思えて仕方がない。

だんだんと思いは募っていたわけです

(乳房そのものに対してじゃないですよ。乳房の紋章に対して、です)。

 

そんな私に、今回の出会い。

もう、背中を押された、と思いましたね。

アメリッシュさんは否定なさるかもしれませんが、

少なくとも賽骰だいすさんは私の背中を押した!

乳房の紋章について書け!と私の背中を押した

(実際に賽骰だいすさんと連絡がついたら、なんて言われるかなあ)。

ともかく、こうして私は今回の記事を書く決心がついたのです。

 

 

 

さあ皆さん、お待ちかね。

証拠写真をお見せします。

えっ、別に待ってなかったって?

やだなあ、今さら恥ずかしがらなくても。

せっかく、ここまで文章をたどってこられたんじゃあないですか。

誰も責めたりはしませんよ。

写真を確認したら、誰かから非難されるとかいう問題じゃないことが分かるはずです。充分、分かります。

だから安心して。

ほら、目指していたゴールは、すぐそこ。

心の準備はいいかい?

行きますよ。

そおれ!

 

 

 

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ピーター・ダッジ・オブ・ストップフォード家 からお借りしました。

出典元:ミシェル・パストロー著「紋章の歴史」創元社 P57

 

さあ、皆さん、

探していたものは見つかりましたでしょうか?

私は皆さんのご期待に添えられましたでしょうか?

良い意味で皆さんの期待を裏切ることができたでしょうか?

 

ここで再度、念を押しておきましょう。

私に怒ったって無駄ですよ。

私はただ単に事実を申し上げただけです。

ご覧あれ、この証拠写真

れっきとした出版社が記事にして、本として、すでに世に送り出しているのです。

当然、裏付けも取った上でのことでしょう。

そう、私はただ単に事実を申し上げただけです。

ただ単に事実を。

 

しつこいようですが、繰り返します。

失われた時間は取り戻せません。

そして、私があなたの時間を奪ったのでもありません。

あなたがご自分の意志で時間を消費したのです。

 

それにしても、ピーターさんもよくやるよ。

紋章があるということは、紋章衣(サーコート)もあったでしょう。

この紋章がデザインされた服を着て外に出るのかなあ。

私なら、しませんが。

誰かストップしてやれよ、って話です。

 

賽骰だいすさんも、よく会話文に刷り込んだもんです。

いや、やっぱり使わない手はない、か。

 

 

 

 

 

 

 

ふう、すっかり長くなってしまいました。

今までで一番長い記事だと思う。

改行しまくり、リンク貼りまくりでしたからね。

下手したら、私史上の一番長い記事という以前に、

世界一くだらない記事になったかも。

ふふっ、そこは何だか自信が湧いてきちゃうな。

自信が湧いてくるぜ!

 

ところで、皆さんはいかがでしょう?

私が最初に心配した通り失望しましたか?

落胆しましたか?

もしくは脱力してませんか?

 

この程度でへこたれるかよ!

とおっしゃる、そこのあなた。

頼もしい。

実に、頼もしい。

いや、頼りにしてますよ、ホント。

 

だって、私の今回の紋章をまだ紹介してないのですから。

というわけで、あとちょっとお付き合いくださいね。

今回、私が用意しました紋章は、こんな感じ。

 

the gate & mind

これは何を表しているでしょう?

 

とある漢字から思いついて、作りました。

伝わりましたかな?

それとも説明が要りますでしょうか?

ならば仕方がない。

 

まず、お城のようで、扉が開いて向こうが見えてますね。

つまり門のつもりなのです。

その中にハート。かわいいハートがのぞいてますねえ。

ハートは心。

我が心。あなたの心でもありますよ、きっと。

門の中に心。

 

そんな漢字あったかなあ、と思われた方は、まあ辞書を引っぱり出してみてください。

お手数ですが。

ふっふっふ。少し分かってきたでしょうか?

こうすれば、もっと分かりやすいですかな?

 

the gate & mind ,x2

これは何を表しているのでしょう? 別ヴァージョン

 

これは人の心中を表しているのです。

〇〇する、なぁんて言い方がありますね。

もう大ヒントですよ、これ。

答えを言ったようなもんです。

 

正解したら何かもらえるかって?

ええっ、こんなに大ヒントあげたんですよぉ。

その上、目の保養になったんだからいいじゃないですか。

 

ならないかなあ。

なるわけないか。