紋章のような

My name is Samataka. I made coats of arms in my own way. Please accept my apologies. I didn't understand heraldry. I made coats of arms in escutcheons.

レンゲ草の紋章

前回、三輪だったレンゲ草を
試しに一輪のみにしてみました。

milk vetch

一輪のレンゲ草


あえて緑にしました。
同じ配色にしたくない、変えたくなるのが私の性格。
揃えるのもカッコ良く見えるんですけどね。

それにしても大きい。
すごい大きく感じます。

ところで、
作った後で、な〜んかに似ている気がしました。
分かりました。
メディチ家の紋章です。
気になった方は、どうか検索してみてください。
今回のレンゲ草の枝部分を取った、丸だけの状態とほとんど同じ。
丸い図形が並んでいるだけなんです。

シンプルと言えば聞こえは良いでしょうが、
個人的にはメディチ家の紋章は物足りないです。
だって、あのメディチ家ですよ。
私も詳しいとは言えませんが、それでもその家名が脳内に刻まれている。
相当な大富豪、名家と印象づいているわけです。
そのメディチ家が丸だけ?
それこそ獅子だとか竜だとか、ふんだんに使いそうに思えるのですが。
う〜ん、それも所詮、偏見でしょうか。

なんでも、並んでいる丸の由来は、
もともとメディチ家が医業から出発、発展したからだそうです。
丸は医療器具として使用したガラス玉の名残りだとか。
(秦野 啓「図解 紋章」のP138、139を見ながら書いてます)

それにしても丸だけかあ。
こだわらなかった、ということなのか。
そして、こだわらなかったからこそ繁栄した、のかな?
でも政治と関わって、いろいろと恐い面もあったみたいですけど。


今回は、レンゲ草からメディチ家まで飛んでみました。