紋章のような

My name is Samataka. I made coats of arms in my own way. Please accept my apologies. I didn't understand heraldry. I made coats of arms in escutcheons.

紋章のブログ。ここではない、こんな方が。服部倫卓さん。 その3

ブログに紋章のカテゴリーを設けてあった、服部倫卓さんを紹介する3回目。いよいよラストです。

 

www.hattorimichitaka.net

 

 

 

今度こそ、ロシア。強烈なものを最後まで取っておいたんですよ。とくと、ご覧あれ。

www.hattorimichitaka.net

 

これを強烈と言わずして何と言おう。服部さんはシュールとおっしゃってますね。

もうこの紋章一点だけで、なぜ私が今回のシリーズをやりたくなったのかご理解いただけたと思います。この奇抜さ。紹介しない手はありません。

プルトニウムと関係が深い都市とは言え、よくこんな構図が思いついたよなぁ。しかもクマの表情がしっかり描かれて、人間くさいほど。描いたデザイナーさんを尊敬しますよ、ほんと。

もしかしたら世界の数ある紋章の中で、一番奇抜でインパクトのある作品ではないでしょうか。ほかの観点をあえて外して、奇抜さだけに着目したら、他の紋章を大きく引き離して票を獲得するに違いない。そう思えてならない。

 

 

 

さて、人様の紋章ばかり紹介しても妬ましい!自作も発表したいぞ!と言いたいのですが。世界一の奇抜さに対抗するのは、生半可ではありません。 これに猛追できる紋章は果たしてあるのか。

よ〜し、おまえにまかせた。頼んだぞ。そりゃああ!

 

the bear destroying two towers

塔を倒すクマ

 

な、何やってんだ、こいつ?と思われましたよね。
元ネタは旧約聖書のサムソンです。盲目にされたサムソンが神殿(?)の柱をどんどん押し倒し、倒壊させたというお話。原子核に対抗して、旧約聖書まで持ち出したもんね。
って、人じゃないじゃん!
まあ、そう言えばそうなんですが。怪力のサムソンをクマに見立てたってことで。多めに見ていただけると、ありがたいです。

要するに、人物を描くのが下手なんですよねえ。

 

 

 

 

いかがでしたでしょう。3回にわたって、服部倫卓さんのブログ記事を紹介してきました。まさに労作と言える、記事の内容と量。すごいお方がいらっしゃるもんです。

 

本当は他にも紹介したい紋章があったのですが、他人のふんどしで相撲をとるにしても、限度がありますからね。都市名・地名だけを書いておきます。気になった方は服部倫卓さんのブログに飛んでみてください。検索できますからね。

 

ザーンスタット

・コラ

・ベロレツク

・ボストィニ

・ラシチタヤバ

・ウファ

アラカジュ

グレナダ

・ガイヌィ

・ヤイヴァ

・プリモルスキー

・サキ

などなど。もう地名書くだけでも止まらない。

あんまり面白いので、今でも時々のぞいてます。